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古い門をくぐって
名前を呼んでみた
軋む床の向こう
だれかが笑った
壁の絵がにやり
赤い提灯ひとつ
袖をつかむ冷たい手
でもまだ帰れない
ねえ、こわい?
こわいよ
でも目が離せない
ひとつ、ふたつ
灯りが消えて
心が近づく
お化け屋敷
お化け屋敷
逃げたいのに
また戻る
お化け屋敷
お化け屋敷
泣きそうなのに
笑ってる
(お化け屋敷)
(お化け屋敷)
鏡の中のわたし
少しだけ遅れてる
振り向いたら空っぽで
背中だけが寒い
でも奥の座敷で
小さな音がした
だれかが手を振るたび
胸が跳ねてしまう
ねえ、こわい?
こわいよ
だけど見ていたい
ひとつ、ふたつ
影が増えて
夜が甘くなる
お化け屋敷
お化け屋敷
逃げたいのに
また戻る
お化け屋敷
お化け屋敷
泣きそうなのに
笑ってる
(お化け屋敷)
(お化け屋敷)
もしもこの扉の先
ほんとうの顔なら
きみの声がするほうへ
迷わず行くよ
暗いままでいい
終わらなくていい
だってこの怖さが
いまのわたしを呼ぶ
お化け屋敷
お化け屋敷
逃げたいのに
また戻る
お化け屋敷
お化け屋敷
泣きそうなのに
笑ってる
お化け屋敷
お化け屋敷
きみがいるなら
こわくない
お化け屋敷
お化け屋敷
手をつないで
出られない